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Apple WatchにSuicaを連携してオートチャージにすると日々の生活がものすごく捗る

Apple WatchでSuicaをオートチャージ設定


数年前から様々なキャッシュレス決済が増え始め、2020年現在、時は大キャッシュレス時代と言っても過言ではないでしょう。

「日本は海外に比べてキャッシュレスが普及していない」等の指摘はありましたが、キャッシュレス還元やキャッシュレス端末の普及、PayPayの大々的なプロモーション等もあり、キャッシュレス決済を利用する人々も増えてきているのではないかと思います。

このように様々なキャッシュレス決済がしのぎを削っている中で、個人的にはSuica決済を日々の生活で一番利用しています。

Suicaだけで一日の生活が完了することも普通にあります。

 

 

財布を取り出すことが無くなる

まず、一日の中で財布を取りだす回数が極端に減りました。

現金で支払うということが本当に馬鹿らしく感じるくらいに、支払いが簡単になったんです。

それだけSuica決済の端末を導入する店舗も増えてきたということですね。

僕が都内在住だからかもしれませんが、今やほとんどの店舗がSuica決済を導入しているのでは、と思うくらいに増えてきました。

Suicaを使うことができないのは古い個人経営っぽい飲食店か、ベローチェくらいですよ!

 

ベローチェ2019年10月にやっとクレジットカードとiD、楽天Edyに対応しましたが、Suicaが使えるのは福岡県内の8店舗のみとのことです。

 

そうなんです。

飲食店に入って「Suicaは使えないです。」と言われると、「えっ、Suica使えないの?本当に?」という気持ちになってしまいます。

さらに、「ランチの時間帯は現金だけです」みたいなことを言われたりすると、「えぇ?!現金?…久しぶりに現金触ったな。」って感覚になります。

それだけSuicaに慣れすぎているということなんだと思います。

そんなSuicaヘビーユーザーな僕が感じているSuica決済のメリットをいくつか書いていきたいと思います。

 

Suicaの決済は一瞬

なんにせよ、一番良いのは決済スピードが一瞬だということです。

財布を取り出す手間や現金を探す手間がないのは、キャッシュレスだから当たり前です。

でもそれだけではありません。

スマホでアプリを立ち上げたり、店員に金額の確認をしてもらったり、バーコードを読んでもらったりする手間も全く必要ないんです。

基本的に物を買う時の時間効率は短ければ短い程良いです。

その時は大した手間に思えなくても、人生を通して考えると結構な時間を無駄にしています。

あなたが店員さんとのコミュニケーションを楽しむような、お店や人との繋がりを重視するタイプの人間でない限りは、無駄な時間は省いたほうがよいです。

(もしそういうコミュニケーションを重視するタイプだった場合は、そこに時間がかかったとしても、楽しさや嬉しさ等の別のメリットが発生するので、それはそれで良いと思います。何を重視するかは人それぞれですからね。)

 

Apple Watchと連携するとさらに便利に

SuicaApple Watchと連携することでさらに強みを発揮できます。

財布どころか、Suicaのカードを取り出す手間すら省くことができるというのはかなりのメリットで、実際に僕も買い物する時のストレスがかなり減りました。

ちなみに、Apple WatchSuica決済をする時は、Apple Watch側で何か操作をする必要は一切ないんですよ。

「○○円です。」と言われたら、「Suicaでお願いします。」と一言言って、ただ腕を端末に持っていてApple Watchを端末にかざせばいいだけです。

Apple WatchSuicaのアプリを呼び出すとか、そういう動作は全く必要ないんです。

個人的には、「Suicaでお願いします」の一言も本当は省略したいんですよね。

端末が勝手にキャッシュレス決済のタイプを判断してくれたらいいのにって思います。

 

ちょっとカッコイイ

Apple Watchの画像

これは単純な見た目の話なのですが、Apple Watchでピッと決済するのはなんかカッコイイんですよね。

今では僕の中では当たり前の支払い手段となったので特に何も感じないのですが、Apple WatchSuica決済できるようになった初めの頃は、ちょっと得意気になって買い物してました。(実際はそんな大したことではないんですけどね。)

近い将来、キャッシュレス決済が当たり前の時代が来ると思います。

国民の大多数がキャッシュレス決済を選択するようになったら、Apple Watchで決済したとしてもあまり優越感は味わえないですが、普及し始めているけど普及しきっていない今だったらまだ「他の人とは違うぜ感」を味わえます。

くだらないかもしれないですが、始めるなら今です!

 

Apple WatchSuicaの連携は簡単

Apple WatchSuicaの連携って難しそうと思った方、実はすごく簡単です。

 

手順としては以下の通りです。

1.持っているSuicaiPhoneに登録する

2.iPhoneに登録したSuicaApple Watchに登録する

 

もしくは、

1.持っているSuicaを直接Apple Watchに登録する

 

これだけです。

 

具体的な設定方法は記事にしようと思ったのですが、こちらに全部書いてありました。

ちゃんとわかりやすいです。さすがApple

support.apple.com

ちなみに、iPhoneApple WatchSuicaを登録した後は、プラスチックカードの方は使えなくなります

僕なんかは元のカードがどこにいったか既にわからなくなってしまいましたが、何も困ることはないです。

そもそも発行するコストが安いからプラスチックカードという形で普及しているだけで、別にカードである必要はないわけですからね。

 

オートチャージでストレスフリー

Suicaを使うならオートチャージです。

オートチャージというのは、Suicaの残高がある一定以下になったら、設定した金額分だけ自動的にチャージしてくれる機能です。

これを設定しておくことによって、チャージのストレスも軽減することができます。

駅の改札で残高不足で止められてしまって、後ろの人に睨まれた経験って誰にでもありますよね。

そういう気まずい思いもしなくて済むようになります。

 

オートチャージだと金額を気にせず際限なく使ってしまいそう、という意見はあるかと思います。

まあ、財布の中の現金の量によって、物理的に節約の意識が働くというのはわからないでもないです。

ただ、コンビニでも飲食店でもタクシーでもそうですが、大体は後払いでの決済です。基本的には、Suicaを使う前にあなたはそこに金銭を支払うという意思決定をしています。

どちらにせよこれからの社会では、現金の利用機会は減ってくるのは間違いないです。なので、何かを買う時に、まずはレジに持っていく前に本当にそれが必要なのかを考えるようにした方がよいのではないかと思います。

浪費癖をキャッシュレスやオートチャージのせいにしてしまい、新しい便利なテクノロジーに触れる機会を損失してしまうのは、とてももったいないなと思います。

 

ビューカードの利用

オートチャージを利用するにはビューカードに申し込む必要があります。

今回の記事の中ではここが一番面倒というか、時間がかかる部分です。

とはいえ、ビューカードWEB上から申し込むことができるので、他のクレジットカードに比べたら、発行の手間は楽かもしれないです。

ちなみに、オートチャージを一度設定してしまえば、ビューカードを持ち歩く必要はないですよ。

 

ビューカードにはいくつか種類があります。

ビューカードの種類

出典:ビューカードWEBサイト

 

上記のJRE CARD、「ビュー・スイカ」カード、ビックカメラSuicaカード、ルミネカードは、どれもオートチャージ機能を使うことができます

 

色々あって迷うとは思うのですが、基本的に違うのは以下の部分です。

  • 年会費の金額が違う
  • ポイントの還元率が違う
  • 優待特典が違う

細かく書くと比較サイトのようになってしまうので省きますが、駅ビルをよく使う人はJRE CARD、ビックカメラをよく使う人はビックカメラSuicaカード、ルミネをよく使う人はルミネカードにしておけば間違いないです。 

ちなみに僕はシンプルなビュー・スイカカードを選択しました。

どの店もそんなに使わないし、ビューカード自体を持ち歩くつもりもなかったので、これで十分だと判断しました。

 

ビューカードの年会費の考え方

ビューカードには年会費があります。

ただ、後述しますが、年会費のことはそんなに気にしなくてもよいです。

ここでは、Apple Watch + オートチャージの便利さを享受するのにあたって、年会費が妥当かどうかを試しに計算してみます。

利用頻度にもよりますが、チャージをしたり、Suicaを出したりしまったりする時間を削減できるので、仮に一日あたり20秒が短縮ができるとします。

月あたりに換算すると10分。年間では120分、つまり2時間分の時間を短縮できることになります。

シンプルなビュー・スイカカードの年会費は524円です。

524円で2時間を削減できるのです。

524円を2時間で割ると262円。

ここで、自分の時給を換算してみましょう。

もし時給262円以下で働いている方がいるのであれば、その方は採算が合わないので申し込まない方がいいです。

つまり何が言いたいかというと、ほとんどの皆さんは申し込んだ方が得だということです。

 

ポイントがたまる

ビューカードは、使うことによってポイントが貯まります。

貯まったポイントはSuicaにチャージすることもできますし、商品と交換することもできます

シンプルなビュー・スイカカードでももちろんポイントは貯まりますし、例えばビックカメラSuicaカードは、ビックカメラで買い物をした時に多くのポイントが貯まるようになっています。

ただ、僕の場合はビックカメラに行っても、大きい金額の買い物でない限りはSuica機能で買い物してしまうと思うんですよね。

他にもクレジットカードを持っていますし、あまりそういったケースでビューカードを使うイメージが湧かなかったんです。

あと、シンプルなビュー・スイカカードは、WEB明細機能を利用すると、年間600円相当のポイントを獲得できるんです。

もちろん紙の利用明細なんて不便すぎて使わないので、WEB明細を利用します。

そうなると、524円の年会費はここでカバーできるんですよね。

これで、時給262円以下で働いている方にも使うメリットが出てきましたね。

 

おすすめオートチャージ設定

オートチャージ一定以下の金額になったら設定された金額が自動的にチャージされる機能です。

設定としては、チャージされるタイミングの金額と、チャージする金額の二つを設定する形になります。

そこで、おすすめの設定は、その人が普段の生活の中でSuicaで支払う可能性がある上限の金額より少し上の金額で設定しておくことです。

僕の場合は、タクシーの精算がそれに当たります。

都内でタクシー移動するとして、かかったとしても僕の場合はおおよそ8,000円代くらいまでです。

チャージするタイミングとしては、10,000円を切ったタイミングにしておくと、Suicaの残高が10,000円を切ることが無い状態に保つことができます。

具体的に言うと、僕は10,000円を切ったら5,000円をチャージする設定にしています。

これで残高不足で困ることもほぼ無くなりました

ただ、この設定には落とし穴もあるので、それを記載しておきます。

 

オートチャージのデメリット

オートチャージですが、基本的に駅の改札でしかチャージされません

これは大きな落とし穴です。

コンビニ等の決済でもチャージされるのかと思っていたら、改札だけなんですよね。

そのため、大きめな決済を続けてしようとすると残高不足になる可能性があります

しかも、調べてみたらオートチャージに対応しているのは基本的には首都圏を中心とした駅の改札だけなんです。

ここまでオートチャージの便利さを書いておきながら、対応エリア外だった皆様はごめんなさい…

具体的な対応エリアはここに書いてあります。

www.jreast.co.jp

 

ただ、オートチャージが使えないエリアの人も、突然の残高不足になった人も、スマホApple Watchから直接チャージすることができます

方法は後述しますが、それでも十分に便利ですよ!

 

Apple Watchのデメリット

もう一つ、僕がApple Watchを使っていてどうしても語っておきたいデメリットがあります。

それは、駅の改札を通る時に左手でタッチしなければならないことです。

改札ではSuicaをタッチする読み取り機が右側にあります。

それに対してApple Watchは腕時計なので左手に着けるものです。

左手に着けた状態で右側の読み取り機にタッチしようとすると、腕を伸ばしてちょっと無理な体制を取らなければなりません

これ、慣れるまでは結構違和感があります

僕は今はもう慣れてしまったのですが、慣れるまでに2か月くらいかかりました。

普段左利きの方って、こういう思いをしているんだなと実感しました。

ちなみに、Apple Watchは右手に着けるための設定もあります。

ただ、僕の場合はやっぱり時計は左側に着けないとそれはそれで違和感があって、ここがものすごくジレンマなんです。

逆に考えると、左利きの人で右側に腕時計を着けている人にとっては、とても使いやすくなるかもしれないですね。

 

モバイルSuicaアプリで履歴も見れる

Suicaを使うなら、モバイルSuicaのアプリを入れておきましょう。

いざという時にアプリ上から入金することができます。

先程書いたように、オートチャージでも残高不足になる可能性は0ではないので、アプリで入金できるようにしておくことでバックアップになります。

オートチャージの設定もアプリからできるので、必須アプリですね。

 

また、Suicaの利用履歴も簡単に閲覧できるのも便利です。

こんな形で表示されます。

結構わかりやすいですよね。

ちなみに僕はマネーフォワードのアプリにSuicaを連携させることで、家計簿の管理もしています。

これも結構便利ですよ。 

 

キャッシュレス決済の一位は断然Suica

そんなわけで、個人的に一番利用している決済方法はSuicaです!という話でした。

利用できる場所が多い&決済のスピードが速い&ストレスフリー&ちょっとカッコイイということで、SuicaApple Watchオートチャージの設定はおすすめです。

他のキャッシュレス決済ももちろん便利だと思いますが、今のところ日々の生活で利用するなら僕はSuicaをオススメします!