PDCAを回すのに必要なのはメンタルタフネスであると言えるシンプルな理由
世の中にはPDCAに関するノウハウは溢れかえっています。
それだけではありません。
PDCAはもう古いだとか、今はPDCAではなくDPCAでいこう、みたいな議論も度々耳にします。
「PとDはできるけどCができないんだよね」みたいな言葉を聞くこともあります。
個人的にはそんなことは全部、どうでもいい議論だと思っています。
なぜなら、どれだけPDCAを回すコツやフレームワークを学んだところで、多くの人はPDCAを回す以前のところで止まってしまっているからです。
逆に言えば、PDCAを回し始めることができた人は、その回し方についてもPDCAが回すことができるから上手くいくのです。
ではどのようにしたらPDCAを回し始めることができるのでしょうか。
それはメンタルの問題だと僕は考えます。
何もかもを否定的に受け取る人
長年働いていて一つわかったことがあります。
それは同じ言葉をかけられたとしても、それを肯定的に受け取る人と否定的に受け取る人がいることです。
人から何かアドバイスを受けた時を考えてみるとわかりやすいです。
例えば、自分の取った行動に対して相手が同じ意見を持って賛同していたら、それはアドバイスではありません。
人から受けるアドバイスというのは、自分の取った行動に対して違う行動を促されるということです。
このようなアドバイスを素直に受け取ることができない人が世の中には一定数存在します。
そして、素直に受け取ることができない人について共通しているのは、自分が否定された気持ちになっているということです。
自分の意見や行動と違うことを言われた時に、自分が否定されたと思って過敏に反応したり傷ついたりしてしまうのです。
そういう人は、自分の経験の中で学んだことが全てだと思っています。
つまり、世の中には自分の知りえないあらゆる可能性があることを理解していないのです。
そもそも人にアドバイスするというのは、アドバイスする方も労力を使うのです。
極論、人は何も言わない方が楽なんです。
アドバイスする人はその人のためを思って労力を使って発言してくれているということを理解する必要があります。
もちろん悪意を持って人を操るために的確でないアドバイスをするようなサイコパスなタイプの人間も世の中には存在します。
また、人を妬んで否定的な言葉を投げかけてくるタイプの人間も多く存在します。
当然、そういった人々には気をつける必要があります。
ただ、自分のためを思ってアドバイスを投げかけてくれる人の話を聞かないのは、自分の成長機会を逃していると言っても過言ではありません。
逆に、素直に受け取ることができる人はどういう人でしょうか。
僕は2パターン存在すると思っています。
1つ目は、自分に自信がなく、相手の言うことを鵜呑みにしてしまう人です。
そういう人は、それはそれで危ういタイプです。
自分の行動を人に預けているので、責任を放棄しているし、人に操られやすいタイプです。
中島みゆきの宙船を聴いて、自分の在り方について考え直した方がいいでしょう。
2つ目は、アドバイスをもらった時に「そういう考えの人も世の中にはいるんだな。」と思える人です。
つまり、自分の考えは持っているものの、それに対して絶対的な自信があるわけでもなく、正しいか正しくないかを自分で考えて判断しようとする人です。
こういう人は例えば先程のようなサイコパスタイプが現れたとしても、冷静に判断することができます。
要は、自分で情報を取捨選択できるのです。
アサーティブコミュニケーションもこれに通じるものがあるかもしれませんね。
そして、こういうタイプの人は総じてメンタルがしっかりしています。
余裕があると言ってもいいかもしれません。
反対に、アドバイスを否定的に受け取るタイプの人はメンタルが弱い傾向があります。
自分に絶対的な自信を持っていて、違う意見があれば否定されたと思い込み、アドバイスしてくれた人を否定するようになります。
これではPDCAが回り始めることはありません。
自分の考えを持ちつつも、さらに良い他の可能性も存在すると思える人こそがPDCAを回していけるのです。
同じところに留まっていたら自分が退化してしまうと考えられる人、と言ってもいいかもしれません。
突然ですが、ここで孫正義さんの名言を貼っておきます。
髪の毛が後退しているのではない。
— 孫正義 (@masason) 2013年1月8日
私が前進しているのである。
RT @kingfisher0423: 髪の毛の後退度がハゲしい。
同じ失敗を3回繰り返したら馬鹿
同じ失敗を3回繰り返したら馬鹿なんだよ、というセリフをどこかで聞いたことがあります。
これに基づいて考えると、世の中の多くの人は馬鹿ではないと言えるでしょう。
なぜなら、3回同じチャレンジをする人が少ないからです。
多くの人は1回か2回チャレンジして上手くいかなかったら、そこで諦めてしまいます。
つまり、3回目までに成功する人が多いというわけでなく、3回目のチャレンジができる人が圧倒的に少ないだけなんです。
そして、3回目のチャレンジができる数少ない人は、1回目2回目とは違う方法を持って3回目のチャレンジをしようとします。
だって、失敗するということは自分が傷つくことでもあるのに、全く同じ方法で3回もチャレンジするなんて、よほど鈍感か何も考えてないとしか言えないですから。
要は3回目のチャレンジができるタイプこそが、自分で情報の取捨選択ができる人であり、次こそは上手くやってやろうと思えるメンタルの強い人、つまりPDCAを回す能力がある人なんです。
誰でも傷つくし誰でもヘコむ
メンタルが強い人だって、最初から強かったわけではありません。
誰でも大きく傷ついたり、ヘコんだ経験はあるのです。大きくプライドが傷つけられたことだって誰でもあると思います。
ただ、メンタルが強い人は相手を否定したりせずに自分にも原因があるのではないかと考え、多くの失敗を重ねて、メンタルを強くしてきたのです。
単純に他責思考がダメで自責思考がよいと言っているわけではありません。
ただ、他責だけではダメです。
自責思考も持ち合わせながら、ケースバイケースで何が正しかったのかを自分の頭で考えることこそが重要です。
PDCAを回し始めた後のコツやノウハウは、世の中にフレームワークが多く出回っているので、それで学びましょう。
ただ、PDCAを回し始めるためには、まずは自分のメンタルを強くして、失敗を恐れずにチャレンジしていくことが大切です。
失敗するということ自体が貴重な価値があることだと思えるようになった時には、自然とあらゆることに対してPDCAが回り始めているのです。
コロナショックで初心者でも個別株が買いやすいか?!検討中の3社はこれ
コロナショックで連日株安が続いています。
元々、堅実な投資をテーマにしているので、個別株の投資はやらないつもりだったのですが、こういう下落相場は個人でも投資しやすいし初心者向けだと思います。
なので、本当はソーシャルレンディングに突っ込もうと思っていた100万円くらいを個別株に投資しようかと思い始めました。
ただ、プロでも読めない底値を僕が読むことは不可能なので、何回かに分けて分散して買おうかと思っています。
あと、長期投資前提です。
少なくとも1~2年はその企業を信じて持ち続けるつもりで買います。
今、検討中の企業を書いておきます。
検討中の個別株 3社
日本郵政
元々、かんぽ生命保険の不正販売問題があった上に、新型コロナウイルスの影響で株安となり、巨額の減損処理をする可能性も出てきました。
さすがに割安だと思います。
母体が大きいこともあり、長期的に見れば株価は戻してくるのではないでしょうか。
クラウドワークス
コロナショックに引きずられて株価も落ちていますが、リモートワークの重要性に気付き始めた人もいることで、こういったネットを使った労働市場は盛り上がりが来るのではないでしょうか。
これを機にフリーランスに外注を検討する企業が増えてきてもおかしくないですし、元々フリーランス市場は今後伸びると思っていますので、買っておいてもよいかと思っています。
エイチ・アイ・エス
新型コロナウイルスの影響をダイレクトに受けている旅行業界。
エイチ・アイ・エスは創業以来初の赤字の可能性とのことです。
そうはいっても、喉元過ぎれば熱さを忘れるとも言いますし、長期的に見れば戻してくることは十分に考えられます。
保有し続けるならありではないでしょうか。
最後に
買うタイミングが難しいですよね。
底値は読めないことを前提に分散して買うのがいいかと思いますが、どれくらいの期間を空けて買うのがいいのか。
週末明けた時の状況をまたチェックしてみます。
【書評】不動産事業経営のマインドとコツが学べる!『めざせ! 満室経営 本気ではじめる不動産投資』赤井誠
赤井誠さんが書いた『めざせ! 満室経営 本気ではじめる不動産投資』を読んだので、簡単なまとめと感想を書きます。
どんな本なのか?
不動産投資は事業である、というメッセージが強く伝わってくる本です。
初心者向けというよりは、経営のコツを学べる本です。
「何も考えずに不動産事業ができると思うなよ、ちゃんと自分の頭で考えよう!考えるためのコツを伝授しよう!」
そんな本です。
余談ですが、自分の頭で考えるというのは大事ですよね。
ちきりんさんも言ってるし、最近はメンタリストのDaiGoさんも言ってました。
トイレットペーパーより不足しているもの、それは【自分の頭で考える力】
— メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) 2020年3月1日
書いてあること
例えばどんなことが書いてあるのか、僕が印象に残った部分を中心に紹介します。
融資を引き出すコツや、金利交渉のコツ
銀行がどのようなところをみているか、経験者ならではの視点で書かれています。
利益を上げるための考え方
いかに事業として利益を出すか。
例えば、支出を減らすことの重要さについても詳しく書かれています。
利益を出すというところには意識が向きますが、なかなか支出を減らすという意識は持ちにくいですよね。
反面教師コンテンツ
不動産で儲からない人から学ぶ、というものです。
これは結構面白い。
なるほどなーと思う内容が結構ありました。
悪質コンサルタントに騙されない方法
これも面白いですね。
自分が騙されないためにも勉強になりました。
実際のケースを知っておくのとそうでないのでは全然違いますからね。
付加価値をつける方法
いかに自分の得意分野で付加価値をつけるか。
ほったらかしで上手くいくはずがないというメッセージはまさにその通りだなと思いました。
自分の頭で考えよう。
節税の方法
いかに節税するかについてもコツが書かれていました。
法人化した時の考え方等、参考になります。
フルローンの考え方
スルガ銀行やカボチャの馬車問題があったことから、2020年の今現在ではフルローンを組むのは難しいかもしれません。
ただ、赤井さんが1棟目をフルローンで買った経験から、実際のところどうなのかが書いてあります。
自己資本比率を高めることの重要性がわかります。
感想
不動産投資は本当に一つの事業なんだなと学ばされる本でした。
いわゆる経営なので、経営センスがない人は上手くいかないよってことですね。
あとは、不動産だけで食べていけると勘違いしない方がいいとも書かれています。
本自体は無駄な長ったらしい書き方をしていないので、サクッと読めて、心地よいです。
必要なことが書いてある分、一つの事に対して深くは突っ込んでいないです。
あと、前提としてまず赤井さんの前作を読むべきでしたね。
前作の古かったから買うのを躊躇してしまったのですが、たぶん前作から読んだ方がストーリーがつながっていた気がします。
実際の経験に基づいたコンテンツはやはり面白いですね。
最後の方に新築にチャレンジした時のエピソードがありましたが、とても興味深かったです。
物件を安く買うコツも書いてあるのですが、単純なテクニックではなく、より人間的なアプローチが書かれていて、なるほどこういう視点があるのかと、とても参考になりました。
細かいテクニックというよりはマインドセットが書かれている本だと思えばよいかと思います。
たぶんそれが正しいんです。
不動産なんて、場所や不動産の種類、購入する人、予算等、みんな違うわけですから、一つの成功ケースを学ぶよりは、考え方を学んだ方が有効ですよね。
そんなわけで、オススメできる一冊でした。
Apple WatchにSuicaを連携してオートチャージにすると日々の生活がものすごく捗る
数年前から様々なキャッシュレス決済が増え始め、2020年現在、時は大キャッシュレス時代と言っても過言ではないでしょう。
「日本は海外に比べてキャッシュレスが普及していない」等の指摘はありましたが、キャッシュレス還元やキャッシュレス端末の普及、PayPayの大々的なプロモーション等もあり、キャッシュレス決済を利用する人々も増えてきているのではないかと思います。
このように様々なキャッシュレス決済がしのぎを削っている中で、個人的にはSuica決済を日々の生活で一番利用しています。
Suicaだけで一日の生活が完了することも普通にあります。
- 財布を取り出すことが無くなる
- Suicaの決済は一瞬
- Apple Watchと連携するとさらに便利に
- ちょっとカッコイイ
- Apple WatchとSuicaの連携は簡単
- オートチャージでストレスフリー
- ビューカードの利用
- ビューカードの年会費の考え方
- ポイントがたまる
- おすすめオートチャージ設定
- オートチャージのデメリット
- Apple Watchのデメリット
- モバイルSuicaアプリで履歴も見れる
- キャッシュレス決済の一位は断然Suica
財布を取り出すことが無くなる
まず、一日の中で財布を取りだす回数が極端に減りました。
現金で支払うということが本当に馬鹿らしく感じるくらいに、支払いが簡単になったんです。
それだけSuica決済の端末を導入する店舗も増えてきたということですね。
僕が都内在住だからかもしれませんが、今やほとんどの店舗がSuica決済を導入しているのでは、と思うくらいに増えてきました。
Suicaを使うことができないのは古い個人経営っぽい飲食店か、ベローチェくらいですよ!
※ベローチェは2019年10月にやっとクレジットカードとiD、楽天Edyに対応しましたが、Suicaが使えるのは福岡県内の8店舗のみとのことです。
そうなんです。
飲食店に入って「Suicaは使えないです。」と言われると、「えっ、Suica使えないの?本当に?」という気持ちになってしまいます。
さらに、「ランチの時間帯は現金だけです」みたいなことを言われたりすると、「えぇ?!現金?…久しぶりに現金触ったな。」って感覚になります。
それだけSuicaに慣れすぎているということなんだと思います。
そんなSuicaヘビーユーザーな僕が感じているSuica決済のメリットをいくつか書いていきたいと思います。
Suicaの決済は一瞬
なんにせよ、一番良いのは決済スピードが一瞬だということです。
財布を取り出す手間や現金を探す手間がないのは、キャッシュレスだから当たり前です。
でもそれだけではありません。
スマホでアプリを立ち上げたり、店員に金額の確認をしてもらったり、バーコードを読んでもらったりする手間も全く必要ないんです。
基本的に物を買う時の時間効率は短ければ短い程良いです。
その時は大した手間に思えなくても、人生を通して考えると結構な時間を無駄にしています。
あなたが店員さんとのコミュニケーションを楽しむような、お店や人との繋がりを重視するタイプの人間でない限りは、無駄な時間は省いたほうがよいです。
(もしそういうコミュニケーションを重視するタイプだった場合は、そこに時間がかかったとしても、楽しさや嬉しさ等の別のメリットが発生するので、それはそれで良いと思います。何を重視するかは人それぞれですからね。)
Apple Watchと連携するとさらに便利に
SuicaはApple Watchと連携することでさらに強みを発揮できます。
財布どころか、Suicaのカードを取り出す手間すら省くことができるというのはかなりのメリットで、実際に僕も買い物する時のストレスがかなり減りました。
ちなみに、Apple WatchでSuica決済をする時は、Apple Watch側で何か操作をする必要は一切ないんですよ。
「○○円です。」と言われたら、「Suicaでお願いします。」と一言言って、ただ腕を端末に持っていてApple Watchを端末にかざせばいいだけです。
Apple WatchでSuicaのアプリを呼び出すとか、そういう動作は全く必要ないんです。
個人的には、「Suicaでお願いします」の一言も本当は省略したいんですよね。
端末が勝手にキャッシュレス決済のタイプを判断してくれたらいいのにって思います。
ちょっとカッコイイ
これは単純な見た目の話なのですが、Apple Watchでピッと決済するのはなんかカッコイイんですよね。
今では僕の中では当たり前の支払い手段となったので特に何も感じないのですが、Apple WatchでSuica決済できるようになった初めの頃は、ちょっと得意気になって買い物してました。(実際はそんな大したことではないんですけどね。)
近い将来、キャッシュレス決済が当たり前の時代が来ると思います。
国民の大多数がキャッシュレス決済を選択するようになったら、Apple Watchで決済したとしてもあまり優越感は味わえないですが、普及し始めているけど普及しきっていない今だったらまだ「他の人とは違うぜ感」を味わえます。
くだらないかもしれないですが、始めるなら今です!
Apple WatchとSuicaの連携は簡単
Apple WatchとSuicaの連携って難しそうと思った方、実はすごく簡単です。
手順としては以下の通りです。
2.iPhoneに登録したSuicaをApple Watchに登録する
もしくは、
1.持っているSuicaを直接Apple Watchに登録する
これだけです。
具体的な設定方法は記事にしようと思ったのですが、こちらに全部書いてありました。
ちゃんとわかりやすいです。さすがApple!
ちなみに、iPhoneやApple WatchにSuicaを登録した後は、プラスチックカードの方は使えなくなります。
僕なんかは元のカードがどこにいったか既にわからなくなってしまいましたが、何も困ることはないです。
そもそも発行するコストが安いからプラスチックカードという形で普及しているだけで、別にカードである必要はないわけですからね。
オートチャージでストレスフリー
オートチャージというのは、Suicaの残高がある一定以下になったら、設定した金額分だけ自動的にチャージしてくれる機能です。
これを設定しておくことによって、チャージのストレスも軽減することができます。
駅の改札で残高不足で止められてしまって、後ろの人に睨まれた経験って誰にでもありますよね。
そういう気まずい思いもしなくて済むようになります。
オートチャージだと金額を気にせず際限なく使ってしまいそう、という意見はあるかと思います。
まあ、財布の中の現金の量によって、物理的に節約の意識が働くというのはわからないでもないです。
ただ、コンビニでも飲食店でもタクシーでもそうですが、大体は後払いでの決済です。基本的には、Suicaを使う前にあなたはそこに金銭を支払うという意思決定をしています。
どちらにせよこれからの社会では、現金の利用機会は減ってくるのは間違いないです。なので、何かを買う時に、まずはレジに持っていく前に本当にそれが必要なのかを考えるようにした方がよいのではないかと思います。
浪費癖をキャッシュレスやオートチャージのせいにしてしまい、新しい便利なテクノロジーに触れる機会を損失してしまうのは、とてももったいないなと思います。
ビューカードの利用
オートチャージを利用するにはビューカードに申し込む必要があります。
今回の記事の中ではここが一番面倒というか、時間がかかる部分です。
とはいえ、ビューカードはWEB上から申し込むことができるので、他のクレジットカードに比べたら、発行の手間は楽かもしれないです。
ちなみに、オートチャージを一度設定してしまえば、ビューカードを持ち歩く必要はないですよ。
ビューカードにはいくつか種類があります。
上記のJRE CARD、「ビュー・スイカ」カード、ビックカメラSuicaカード、ルミネカードは、どれもオートチャージ機能を使うことができます。
色々あって迷うとは思うのですが、基本的に違うのは以下の部分です。
- 年会費の金額が違う
- ポイントの還元率が違う
- 優待特典が違う
細かく書くと比較サイトのようになってしまうので省きますが、駅ビルをよく使う人はJRE CARD、ビックカメラをよく使う人はビックカメラSuicaカード、ルミネをよく使う人はルミネカードにしておけば間違いないです。
ちなみに僕はシンプルなビュー・スイカカードを選択しました。
どの店もそんなに使わないし、ビューカード自体を持ち歩くつもりもなかったので、これで十分だと判断しました。
ビューカードの年会費の考え方
ビューカードには年会費があります。
ただ、後述しますが、年会費のことはそんなに気にしなくてもよいです。
ここでは、Apple Watch + オートチャージの便利さを享受するのにあたって、年会費が妥当かどうかを試しに計算してみます。
利用頻度にもよりますが、チャージをしたり、Suicaを出したりしまったりする時間を削減できるので、仮に一日あたり20秒が短縮ができるとします。
月あたりに換算すると10分。年間では120分、つまり2時間分の時間を短縮できることになります。
シンプルなビュー・スイカカードの年会費は524円です。
524円で2時間を削減できるのです。
524円を2時間で割ると262円。
ここで、自分の時給を換算してみましょう。
もし時給262円以下で働いている方がいるのであれば、その方は採算が合わないので申し込まない方がいいです。
つまり何が言いたいかというと、ほとんどの皆さんは申し込んだ方が得だということです。
ポイントがたまる
ビューカードは、使うことによってポイントが貯まります。
貯まったポイントはSuicaにチャージすることもできますし、商品と交換することもできます。
シンプルなビュー・スイカカードでももちろんポイントは貯まりますし、例えばビックカメラSuicaカードは、ビックカメラで買い物をした時に多くのポイントが貯まるようになっています。
ただ、僕の場合はビックカメラに行っても、大きい金額の買い物でない限りはSuica機能で買い物してしまうと思うんですよね。
他にもクレジットカードを持っていますし、あまりそういったケースでビューカードを使うイメージが湧かなかったんです。
あと、シンプルなビュー・スイカカードは、WEB明細機能を利用すると、年間600円相当のポイントを獲得できるんです。
もちろん紙の利用明細なんて不便すぎて使わないので、WEB明細を利用します。
そうなると、524円の年会費はここでカバーできるんですよね。
これで、時給262円以下で働いている方にも使うメリットが出てきましたね。
おすすめオートチャージ設定
オートチャージは一定以下の金額になったら設定された金額が自動的にチャージされる機能です。
設定としては、チャージされるタイミングの金額と、チャージする金額の二つを設定する形になります。
そこで、おすすめの設定は、その人が普段の生活の中でSuicaで支払う可能性がある上限の金額より少し上の金額で設定しておくことです。
僕の場合は、タクシーの精算がそれに当たります。
都内でタクシー移動するとして、かかったとしても僕の場合はおおよそ8,000円代くらいまでです。
チャージするタイミングとしては、10,000円を切ったタイミングにしておくと、Suicaの残高が10,000円を切ることが無い状態に保つことができます。
具体的に言うと、僕は10,000円を切ったら5,000円をチャージする設定にしています。
これで残高不足で困ることもほぼ無くなりました。
ただ、この設定には落とし穴もあるので、それを記載しておきます。
オートチャージのデメリット
オートチャージですが、基本的に駅の改札でしかチャージされません。
これは大きな落とし穴です。
コンビニ等の決済でもチャージされるのかと思っていたら、改札だけなんですよね。
そのため、大きめな決済を続けてしようとすると残高不足になる可能性があります。
しかも、調べてみたらオートチャージに対応しているのは基本的には首都圏を中心とした駅の改札だけなんです。
ここまでオートチャージの便利さを書いておきながら、対応エリア外だった皆様はごめんなさい…
具体的な対応エリアはここに書いてあります。
ただ、オートチャージが使えないエリアの人も、突然の残高不足になった人も、スマホやApple Watchから直接チャージすることができます。
方法は後述しますが、それでも十分に便利ですよ!
Apple Watchのデメリット
もう一つ、僕がApple Watchを使っていてどうしても語っておきたいデメリットがあります。
それは、駅の改札を通る時に左手でタッチしなければならないことです。
改札ではSuicaをタッチする読み取り機が右側にあります。
それに対してApple Watchは腕時計なので左手に着けるものです。
左手に着けた状態で右側の読み取り機にタッチしようとすると、腕を伸ばしてちょっと無理な体制を取らなければなりません。
これ、慣れるまでは結構違和感があります。
僕は今はもう慣れてしまったのですが、慣れるまでに2か月くらいかかりました。
普段左利きの方って、こういう思いをしているんだなと実感しました。
ちなみに、Apple Watchは右手に着けるための設定もあります。
ただ、僕の場合はやっぱり時計は左側に着けないとそれはそれで違和感があって、ここがものすごくジレンマなんです。
逆に考えると、左利きの人で右側に腕時計を着けている人にとっては、とても使いやすくなるかもしれないですね。
モバイルSuicaアプリで履歴も見れる
Suicaを使うなら、モバイルSuicaのアプリを入れておきましょう。
いざという時にアプリ上から入金することができます。
先程書いたように、オートチャージでも残高不足になる可能性は0ではないので、アプリで入金できるようにしておくことでバックアップになります。
オートチャージの設定もアプリからできるので、必須アプリですね。
また、Suicaの利用履歴も簡単に閲覧できるのも便利です。
こんな形で表示されます。
結構わかりやすいですよね。
ちなみに僕はマネーフォワードのアプリにSuicaを連携させることで、家計簿の管理もしています。
これも結構便利ですよ。
キャッシュレス決済の一位は断然Suica
そんなわけで、個人的に一番利用している決済方法はSuicaです!という話でした。
利用できる場所が多い&決済のスピードが速い&ストレスフリー&ちょっとカッコイイということで、Suica+Apple Watch+オートチャージの設定はおすすめです。
他のキャッシュレス決済ももちろん便利だと思いますが、今のところ日々の生活で利用するなら僕はSuicaをオススメします!
コロナショック続報 - ウェルスナビの資産評価額が急降下
こういうコラムを真っ先に出すところはウェルスナビさすがだなと思うところです。
やっぱ下がるよね
そもそも、長期積立投資の結果なんて、そんなに頻繁に見るものではないんです。
半年くらい忘れてた、くらいがちょうどいいんですよね。
ただ、今はご時世がご時世なこともあって、すこぶる頻繁にログインして資産評価額を確認してしまいます。
ちなみに、ウェルスナビの積み立てをいつからしていて、現在までの入金額がどのくらいなのかは先日の記事に書いてあります。
その内、ウェルスナビのリスク許容度の設定や、積み立てタイミングをどのように設定しているかについても、もう少し詳しく書きたいと思っています。
それでは、資産評価額がどのようになっているかを見てみましょう。
-6.54%!
良い感じに下がってますね。
円だと-6.54%で-13,077円です。
グラフを見てわかる通り、積立を始めてから初めての暴落です。
(まあ、そもそも去年の11月から開始したので、そんなに経っていませんが。)
ポートフォリオはこちら
全体的に下がっていますね。
積立投資なので心が穏やかでいることができますが、個別株とかで一点集中投資している人からしたらたまらないかもしれないですね。
こういう暴落があった時って、底値で買い増したりしたらどうなるのかな、と思ってしまいますね。
ウェルスナビならスポットで入金することもできるから、簡単なんです。
ただ、誰も底値のタイミングなんてわからないでしょうね。
そんなにしょっちゅう市況を見ている暇もないので、結局はこのままの設定で積立継続かなと思っています。
なぜ堅実投資に関するブログを始めたのか(サラリーマンの限界と資産の考え方について)
突然ですが、僕には子供が二人います。
一人は小学校低学年、もう一人は保育園に通っています。
二人とも、目に入れても痛くない程、本当に可愛くてしかたがないです。
何があってもこの二人はしっかり守っていかなければと思っています。
投資について何も知らなかった
元々僕は投資リテラシーはかなり低い方でした。
そもそも投資について何も知らなかったんです。
学校ではお金の話を学ぶことはありません。
社会に出ても投資について教えてもらう機会はほとんどありません。
つまり、与えられるのを待っている人は何も知らないままです。
今の日本の社会では、自ら情報を取りにいかないと投資について学ぶことはできないようになっています。
それだけではありません。
自ら情報を取りにいこうとする人をカモとして狙っている投資関連の会社は山ほどあります。
良い事例は目に付きにくいものですが、投資に関する悪い事例が出ると、ニュースになって世の中の人の目に触れることになります。
その結果、「投資」という言葉を聞いただけで、怪しい、怖い、と思う人も増えていくのです。
では、メガバンクを始めとした金融機関の言うことを聞いていれば安心なのかというと、決してそういうわけでもありません。
金融機関のやっていることは、基本的に手数料ビジネスです。
金融機関の話を聞くこと自体は悪いことではありませんが、結局は金融機関にメリットが出るようなバイアスがかかってしまうのです。
派手な情報だけが目についてしまう
堅実な投資に関する情報は自ら動かないと情報を得ることはできないのに比べて、「仮想通貨で何億稼いだ!」といったような派手な情報はニュースやネットで拡散されて自然と情報として舞い込んできます。
テレビではFX取引のCMが流れてきたりしますよね。
しかし、仮想通貨やFXは値動きが激しく、投資というよりも投機です。
上に記載した絵では、わかりやすく「ギャンブラー」と書いてしまいましたが、実際やっていることはギャンブルに近いと思っています。
仮想通貨やFXを否定するわけではありません。
一発逆転を狙うのも悪くないと思います。
ただ、その一発逆転のリターンを得るのと引き換えに、自らが負うリスクについて理解しているのとしていないのでは、大きく違います。
これを理解していないと、自分の許容できる範囲を大きく超えた負債を抱え込む可能性があります。
もし何かあったら自己破産すればいいんじゃない?という考え方もあるかもしれません。
自分一人の問題であればそれでもいいでしょう。
ただ、守るべき家族がいた場合はどうでしょうか。
「ごめん。借金まみれになっちゃったから自己破産するわ。」で済まされる問題ではありません。
自分の勝手な都合で人を巻き込んで不幸にしてしまうこと程みじめなことはないでしょう。
自分で勉強することの大切さ
そういう僕も、実は仮想通貨バブルの時に仮想通貨に手を出したことがあります。
今では全て売ってしまいましたが、結果としてビットコインだけは利益が出たものの、イーサリアム、ネム、リップル、モナコイン等…他は全て買った時より安く手放すことになりました。
あくまで余剰資金でやっていて、そこまで大きい金額ではなかったのでダメージは少なかったですが、こういうのは世の中が注目し始めた時にはもう遅いんだな、ということを強く実感しました。
そして、自分が興味を持ったタイミングが世の中の流れと一緒だったことに対して嫌気がさしたのです。
その後、投資について色々と調べていく中で一つ学んだことがあります。
それは、自分で勉強することの大切さです。
結局は自分が時間を割いて学んだ知識・経験に勝るものはないんですよね。
日本のサラリーマンは時間貧乏
一方で、日本のサラリーマンは圧倒的に時間が足りないという問題があります。
大手優良企業で高給をもらいながら定時に帰って悠々自適な人も中にはいるかもしれません。
でも、そうでもない人も世の中には多いはずです。
特に家庭を持っているサラリーマンは自分の時間というものをほとんど持ち合わせていません。
亭主関白の時代はとっくに終わっています。
既婚サラリーマンは仕事にも家庭にも、大きく時間を割いていかなければならない時代です。
短期で売り買いするようなトレード方法もできないし、一つ一つの銘柄をじっくり調べて本当に成長が見込める企業に投資することも、時間的にはなかなか厳しいのではないかと思います。
ところで、逆に時間をたくさん持っている人というのはどういう人でしょうか。
今の時代、圧倒的に時間リッチなのは学生等の若い人々です。
時間が豊富にあれば、その時間を有効活用して資産を形成していく方法はいくつでもあります。
少し話は変わりますが、YouTuberに若手が多いのは、多くの時間を持っているというのも一つの理由だと思うのです。
つまり、時間=資産なんですよね。
しかも、生きていると自然と目減りしていく資産です。
自分が持っている残りの時間は不明瞭なままに、毎日きっちり24時間分が目減りしていくのです。
時間という面では、サラリーマンは圧倒的に不利な状況にあります。
本業は全力で取り組む
では、仕事で手を抜くことで時間を生み出すのがいいんじゃないか、という意見もあるかもしれません。
ただ、僕はその考え方は絶対にしたくないんです。
そこには一つの理由があります。
それは、自分自身もまた資産だから、ということです。
つまり、自らが仕事で結果を出し、業務領域を広げ、スキルや経験を拡充していくことで、自分自身という資産を増やしていくことができるのです。
自分のブランドを高めて労働市場で自分自身を高く売っていくというのも、現代社会ではまた重要な要素だと考えています。
あと、僕はわりとベンチャーを中心に渡り歩いてきているので特にそう思うのですが、どうしても自分が経営者だったらどう思うかを考えてしまうんですよね。
経営者、特に創業オーナーは背負っているプレッシャーや責任が普通の人とは段違いです。
そんな中、従業員が不満を言ってばかりだったり、手を抜いて仕事をしていたら、経営者としてはすごく嫌な気持ちになりますよね。
だから僕は本業の仕事には全力で取り組んでいます。
このあたりはもしかしたら、大手企業に勤める方とは考え方が違うかもしれないですね。
それって会社にいいように使われているだけでは?という見方もあるかもしれません。
でも、そう感じたら会社との雇用契約を解除して、新たに別の会社と雇用契約を結べばいいだけです。
それが従業員の権利ですから。
ただ、自分のブランドを高めていないとそこで苦労するんですよね。
投資って面白い!
そんなわけで、リスクを取りすぎずに、限られた時間の中で、守るべき人を守るために、手堅く資産を増やしていくということを考えて、堅実投資の考え方に行き着いたわけです。
そして、投資を勉強し始めた身としてもう一つ言えるのは、 投資って予想以上に面白い!ということです。
知れば知るほど、奥が深いなと思います。
そういう自分が学んだことを発信していくのも面白いなと思いましたし、日々の投資結果の備忘録的な意味も含めて、ブログを始めました。
まだまだ勉強中の身ではありますが、無理せず地道に書いていければいいなと思っています。
コロナショックでウェルスナビの資産評価額はどう変わったのか
確かに影響を受けている
2020年2月26日時点での結果はこちら。
マイナスになっていますね。
ちなみに、ウェルスナビは2019年11月から開始して、現在で運用期間はおおよそ4か月くらいです。
開始当初に10万円を入金して、それ以降は月に3回10,000円ずつ、つまり1か月あたり30,000円を積立投資する設定にしてあります。
現在は合計で20万円分を入金していて、資産評価額は-1,133円。
利回りで-0.57%です。
長期の積立投資が前提
そもそもウェルスナビは長期の積立投資を前提としているので、短期的な値動きを気にする必要はありません。
僕も今大きくマイナスになったからと言って、積立をやめようとか、そんな風に思ったりすることはないです。
マイナスになったら、次の積み立てタイミングでは安く買えるな、くらいの感覚です。
とはいえ、積立投資はゆっくりリスクを取っているだけでしょという指摘がある記事もあります。
1週間前は+6.72%だった
ちなみに1週間前の2020年2月20日時点での成績はこちらです。
12,759円のプラスが出ていました。
この頃は、仮に200万いれていたら12万の利益が出ていたのか…と思っていました。
まあどちらにせよ長期積立の前提が崩れるので、今のペースは崩さずにいくつもりですが、1週間前のこの状況を考えるとコロナショックの影響は結構大きいですよね。
ポートフォリオは?
日欧株の値下がりが激しいです。
ここからどのように動くかは気になりますね。
ウェルスナビのようなロボアドバイザーは、自動でリスク分散してくれるので、手放し運用ができるのが一番のメリットです。
まだ始めたばかりなので、引き続きペースを崩さずに手放し運用を継続したいと思います。